持田哲郎(言語教師@文法能力開発)のブログ

大学受験指導を含む文法教育・言語技術教育について書き綴っています。

『英文理解のための基礎知識』から『英文理解の基礎知識』までの四半世紀(その3)

構造規則の明示化

『英文理解のための基礎知識』では構造規則の明示化にこだわりました。このあたりの理論的背景については当ブログで過去に書いておりますのでリンクを貼っておきます。

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ownricefield.hatenablog.comなぜ構造規則を求めたのかということですが、結局のところ、それまでの読解文法から英文解釈に至る参考書の多くが基礎に正面から向き合っていないように思えたからです。

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『英文理解のための基礎知識』の体系

これらの句構造規則と変形規則を合わせた『英文理解のための基礎知識』の「ネタ」が次のリンクで示す通りとなります。

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ownricefield.hatenablog.comそして、これらを学習者に見せる形がこうなるわけです。

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(続く、たぶん)

『英文理解のための基礎知識』から『英文理解の基礎知識』までの四半世紀(その2)

『英文理解のための基礎知識』のコンセプト

1996~1997年に書きまとめた『英文理解のための基礎知識』は、英語の統語構造を可視化することに努めました。これはまず、持田が受験生だった時に触れた高橋善昭先生の講座とご著書の存在がありました。

伊藤和夫先生の一連のご著書との違いは何よりも文構造の可視化を試みている点にあります。その後は、大学入学の前後に読んだ『英語の構造』の影響もありました。

そして、『英文理解のための基礎知識』の構想を思いついた時期に『英語教育』で大場昌也先生の連載「新しい学校英文法のための5つの提案」がありました。これは(変形)生成文法を学校文法に援用する試みの1つでした。このあたりで、先述の高橋善昭先生の「元ネタ」にあたる、1960年代から1970年代に試みられた変形生成文法の英語教育への応用の実践を『英語教育』や『現代英語教育』の過去記事から知ることになります。当ブログでも持田の当時の考察を振り返った記事を書いています。

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ownricefield.hatenablog.comリンク先の記事をお読みいただければお分かりの通り、方向性としては1980年代くらいまでの生成文法の理論を柔軟に取り入れることで、1960年代~70年代の実践や高橋善昭先生のものよりも、もっと単純な構造のしくみにも可視化の光を当ててきたいと思うようになっていきました。

 

(続く、たぶん)

 

 

『英文理解のための基礎知識』から『英文理解の基礎知識』までの四半世紀(その1)

『英文理解のための基礎知識』以前

持田が大学に入ったのが1993年ですが、その頃から流行りだしてきたのが、認知意味論をベースにした学習英文法でした。バラバラに覚えてもなかなか定着しない、母語である日本語に干渉されて間違えて覚えてしまう、といった問題を解決するために登場したのが、この認知意味論ベースの英文法でした。池上嘉彦先生の『〈英文法〉を考える』を皮切りに、田中茂範先生の『発想の英文法』や、阿部一先生の『基本英単語の意味とイメージ』などが、英語学習者や英語教師の関心を集めていました。

 

 

 

この後、大西先生とマクベイ先生のコンビによる『ネイティブスピーカーの英文法』が出てきました。

このように、1990年代の学習英文法は「意味とイメージ」の時代でした。しかし持田自身もそうであったように、こうした著作に共鳴できる学習者はすでに学校などで一通り従来からの英文法の体系を学んでおり、一連の著作は過去の学習内容を整理する役割を担ったのでしたこれからゼロから英語を、英文法を学ぶためには、意味やイメージだけでなく、英語のかたち、すなわち語順や語形に焦点を当てていくことも必要なのだということを再認識するようになりました。これが1996年から1997年のころのことです。

 

『英文理解のための基礎知識』を書く

1996年の夏に、バイト先の塾で中学英語から当時の高校の「英語I」くらいのレベルに引き上げるにはどうしたらよいのかと考えざるを得ない事態に直面しました。その時に、英語の文のしくみを可視化しながら一つずつ、文を分析しながら覚えてもらおうと思ったわけです。そこでとりまとめたのが、『英文理解のための基礎知識』の原型だったのです。

note.com

(続く、たぶん・・・)

『ゆっくりとしっかり学ぶ英文法』改訂版のこと

はじめに

2021年2月にリリースした『ゆっくりとしっかり学ぶ英文法』を、2022年4月に改訂版として改めてリリースいたしました。
note.com
このブログでは、指導者や上級学習者向けに、どこをどのように改訂したのかを書き綴っていきます。

章立ての変更

全22章から全25章へ

旧版では「英語力を確実に高める22章」という副題にも示したとおりで、全22章で構成されていました。それが改訂版では3章追加して全25章となりました。これに伴い、副題も「英語力を確実に高める25章」に改めています。ページ数も当然増加しており、旧版が280ページであったところ、改訂版では349ページと、約70ページ増えています。このページ増の背景には、葛藤がありました。それは「ことばを尽くして解説して、ページ数が増えることが、はたして学習者の利益になるのだろうか」という迷いです。この迷いを払拭してくれたのが、薬袋善郎先生の新著でした。

この本が全471ページあります。理屈で納得しながら学んでいきたい学習者という想定する読者層も重なる薬袋先生のご著書でこれだけの紙幅を割いているのであれば、拙著もそれでいこうと思うようになりました。

「文の種類」の居心地の悪さ

旧版には第11章に「文の種類」という項目を置いていました。ここに昔から中学校の教科書で扱ってきたような基本語順と、大学入試の文法問題で出てくるような否定現象などが同居していました。これでいくと、第10章までの例文で疑問文や否定文などが扱えないという制約が生じます。旧版ではその制約のなかで解説してきたのですが、改訂版では旧来からの「中学レベル」に相当する否定文・疑問文などを第3章に移動させました。これにより、冒頭3章で英語の基本となる語順と語形をしっかり扱い、その上で第4章以降の文型の解説へとつないでいくことができるようになりました。一方、否定の細かな問題については第24章に独立させました。

「その他の文型」というガラクタ箱

旧版の第10章は「動詞と文型(その4)」というタイトルを付けていました。ここにはS+V+O+CのCに準動詞がくるパターンからthere構文、seemなどの動詞、そして形容詞の語法などが入っていました。改訂版ではここを3つの章に分割しました。S+V+O+CのCに準動詞が用いられるものを第11章「動詞と文型(その4)」とし、these構文やseemなどを続く第12章「動詞と文型(その5)」としました。そして形容詞の語法は第13章「形容詞と文型」という独立章といたしました。このあたりは中村捷先生のご著書が参考になりました。

中村先生とは数年前にある学会の懇親会で直接お話をする機会を得まして、そのときにいろいろと励まされたことが印象に残っています。その際に口頭で伺ったことも、改訂版では反映されています。

章の中の拡充

beを用いた文の扱い

章の中のことでは、beを用いた文を第1章にいったんまとめていることも、今回の改訂のポイントとして上げることができます。旧版ではbeを用いた文を理詰めで納得してもらうことに重点を置いて「be+形容詞」を第2章、「be+名詞」を第3章と分散させて小出しにしていました。これはこれで改訂版でも残しつつ、第1章で、日本語の非動詞文が表す意味を英語で表すのにbeが必要であることを提示するようにしました。

名詞句の詳細

改訂版では名詞句の扱いを拡充しています。第1章で可算・不可算について加筆し、冠詞類の扱いも充実させました。第2章では冠詞類以外の限定詞にも、言及し、特に数量詞の扱いを強化しています。第1章、第2章で導入した限定詞や副詞をベースにすることで、第24章で否定をより深く扱うことが可能になっています。

文構造の図示の充実

文型の章を中心に、文のしくみを図で理解したり、パターンで覚えやすくするように心がけました。『ゆっくりとしっかり学ぶ英文法』は理詰めの理詰めの文法解説書ではありますが、パターンと規則を順番に覚えていくという読み方も可能になっています。

たかが改訂、されど改訂です。70ページ増は伊達ではないと自負しております。多くの学習者(決してすべてではありません)にお役に立てるものと確信しております。

『ゆっくりとしっかり学ぶ古典文法』参考文献一覧

ご案内

noteで公開している古典文法解説書『ゆっくりとしっかり学ぶ古典文法』を執筆する際に参考にした文献です。専門書から学習参考書までありますし、熟読したものから軽く目を通したものまであります。

参考文献一覧

  • 青木和男(1996)「文末表現を軸とする動詞活用の体系的指導」『日本語学』5(4)
  • 青木和男(1997)「古典の教育と古典語文法の教育」『国文学解釈と鑑賞』62(7) pp.29-36.
  • 青木博史(1998)「ヴォイス」『国文学』43(11) pp.122-123.
  • 安西徹雄(1983)『英語の発想』講談社
  • 島正博(1995)「古典語のヴォイス」『解釈と鑑賞』60(7) pp.29-36.
  • 泉基博(1998)「「侍り」から「候ふ」へ=丁寧表現の発達」『国文学』43(11) pp.90-96.
  • 糸井通浩(1998)「生徒は古典文法の何に躓くか―学習のポイントを探る」『国文学』43(11) pp.26-33.
  • 宇田川義明(1997)「現代語の文法教育と古典文法」『国文学解釈と鑑賞』62(7) pp.161-166.
  • エリク・ロング(1995)「「自発」をめぐって」『解釈と鑑賞』60(7) pp.37-43.
  • 大出晁(1965)『日本語と論理』講談社
  • 大坪併治(1983)「文法史をどうとらえるか」『日本語学』2(11)
  • 大野晋(1963)「推量の助動詞」『解釈と鑑賞』28(7)
  • 大野晋(1968)「助動詞の役割」『解釈と鑑賞』33(12)
  • 大野晋(1974)『日本語をさかのぼる』岩波書店
  • 大野晋(1978)『日本語の文法を考える』岩波書店
  • 大野晋(1988)『日本語の文法古典編』角川書店
  • 大野晋(1990a)「基本助動詞・助詞解説」大野・佐竹・前田(編)『岩波古語辞典』岩波書店
  • 大野晋(1990b)「基本助詞解説」大野・佐竹・前田(編)『岩波古語辞典』岩波書店
  • 岡崎友子(1998)「疑問表現」『国文学』43(11) pp.125-126.
  • 岡崎友子(2001)「指示副詞の史的変遷について」『国文学』46(2) pp.119-122.
  • 岡村和江(1976)「ぞ」『國文学』第12巻第2号臨時号
  • 岡村和江(1976)「こそ」『國文学』第12巻第2号臨時号
  • 沖森卓也(編著)(2012)『古典文法の基礎』朝倉書店
  • 奥村剛士(1998)「ささやかな私の工夫」『月刊国語教育』17(11) pp.44-45
  • 奥村三雄(1964)「じ」『国文学』9(13)
  • 小田勝(2007)『古代日本語文法』おうふう
  • 小田勝(2015)『実例詳解古典文法総覧』和泉書院
  • 尾上圭介(編)『文法Ⅱ』(朝倉日本語講座6)朝倉書店
  • 加藤康秀(1995)「古典文の構造を考えるに際して」『解釈と鑑賞』60(7) pp.44-50.
  • 亀井孝(2017)『概説文語文法』筑摩書房
  • 北原保雄(1998)「気づきの「けり」」『国文学』43(11) pp.34-38.
  • 金田一京助(1976)『日本語の変遷』講談社
  • 金田一春彦(1988)『日本語新版(下)』岩波書店
  • 金水敏(1995)「「進行態」とはなにか」『解釈と鑑賞』60(7) pp.14-20.
  • 金水敏(1998)「敬語動詞」『国文学』43(11) pp.126-127.
  • 金水敏・高山義行・衣畑智秀・岡﨑友子(2011)『文法史』シリーズ日本語史3 岩波書店
  • 櫛引彰(1995)「語形の名称と語形の機能」『解釈と鑑賞』60(7) pp.150-153.
  • 久保田篤・斎藤文俊(1990)「古典語主要助動詞辞典」『国文学』38 pp.99-136.
  • 熊倉千之(2011)『日本語の深層』筑摩書房
  • 桑原岩雄・中島繁夫・関谷浩(1985)『古典文法入門』駿台文庫
  • 小西甚一(1965)『古文研究法』(改訂版)洛陽社
  • 小西甚一(1973)『国文法ちかみち』(改訂版)洛陽社
  • 小西甚一(2010)『古文の読解』筑摩書房
  • 小矢野哲夫(1993)「動詞のパラダイム―古代語と現代語との関連―」『解釈と鑑賞』58(7) pp.92-97.
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  • 佐伯梅友(2019)『古文読解のための文法』筑摩書房
  • 佐伯梅友福島邦道(1959)『古典文法要講』武蔵野書院
  • 佐藤喜代治(1963)「係り結び」『解釈と鑑賞』28(7)
  • 杉崎一雄(1988)「古典を読むための敬語動詞辞典」『国文学』33(15) pp.166-187.
  • 鈴木一彦(1996)『改訂新版日本語をみつめた文法・古典語』東宛社
  • 鈴木泰(1990)「自動詞と他動詞」『国文学』38
  • 鈴木泰(1998)「「たり」と「り」=継続と完成の表現」『国文学』43(11) pp.70-77.
  • 鈴木康之(1995)「古典文法はどこに問題があるか」『解釈と鑑賞』60(7) pp.6-13.
  • 鈴木康之(1996)「古典語動詞の活用をどうとらえるべきか―佐伯梅友を再考する―」『日本語学』5(4)
  • 関根一紀(1993)「古代語動詞パラダイムのとらえ方」『解釈と鑑賞』58(7) pp.87-91.
  • 関根一紀(1997)「「活用」をどう扱うのか」『解釈と鑑賞』62(7) pp.76-83.
  • 関谷浩(2013)『古文解釈の方法改訂版』駿台文庫
  • 山善行(1998)「モダリティ」『国文学』43(11) p.136
  • 高山義行・青木博史(編)(2010)『ガイドブック日本語文法史』ひつじ書房
  • 田中茂範・深谷昌弘(1998)『《意味づけ論》の展開』紀伊國屋書店
  • 田中千景(1998)「命令・依頼表現」『国文学』43(11) pp.134-135
  • 月本洋(2009)『日本語は論理的である』講談社
  • 時枝誠記(1941)『国語学原論』岩波書店
  • 時枝誠記(1954)『日本文法文語篇』岩波書店
  • 時枝誠記(1959)『増訂版古典解釈のための日本文法』至文堂
  • 中島文雄(1978)『日本語の構造』岩波書店
  • 中島由美子(1997)「「文の陳述的なタイプ」をどう扱うのか」『国文学解釈と鑑賞』62(7) pp.51-57.
  • 中村幸弘(1995)「文の構造はどう教えるべきか」『解釈と鑑賞』60(7) pp.118-125.
  • 中村幸弘・大久保一男・碁石雅利(2002)『古典敬語詳説』右文書院
  • 中村幸弘・碁石雅利(2000)『古典語の構文』おうふう
  • 中村幸弘・碁石雅利(2012)『日本古典文・和歌・文章の構造』新典社
  • 西田直敏(1988)「古典敬語のメカニズムはどうなっているか」『国文学』33(15) pp.102-110.
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  • 日本語文法学会(編)(2014)『日本語文法事典』大修館書店
  • 日本語文法研究会(編)(2000)『概説・古典日本語文法-改訂新版-』おうふう
  • 芳賀綏(1965)『古典文法教室』東京堂出版
  • 長谷高之(1995)「意味のある古典文法の指導を―「~す」の現代語訳「~する」「~している」を話題にして」『解釈と鑑賞』60(7) pp.159-161.
  • 平子義雄(1999)『翻訳の原理』大修館書店
  • 深谷昌弘・田中茂範(1996)『コトバの《意味づけ論》』紀伊國屋書店
  • 福田嘉一郎(1998a)「アスペクト・テンス」『国文学』43(11) pp.119-121.
  • 福田嘉一郎(1998b)「補文標識」『国文学』43(11) p.134.
  • 福田嘉一郎(2001)「古典語の活用と文法史」『国語学』46(2)
  • 藤井貞和(2016)『日本文法体系』筑摩書房
  • 細江逸記(1932)『動詞時制の研究』泰文堂
  • 遠藤嘉基・松井利男(1985)『古典解釈文法』和泉書院
  • 松尾聰(2019)『古文解釈のための国文法入門』筑摩書房
  • 松村明(1958)「『じ』の研究」『國文学』第4巻第2号臨時号
  • 松村明(編)(1971)『日本文法大辞典』明治書院
  • 三上章(1963)『日本語の論理』くろしお出版
  • 山口仲美(2006)『日本語の歴史』岩波新書
  • 山口佳紀(1990)「動詞の用法・活用の変遷」『国文学』38
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『ゆっくりとしっかり学ぶ英文法』参考文献一覧

ご案内

noteで公開する英文法解説書『ゆっくりとしっかり学ぶ英文法』改訂版を執筆する際に参考にした文献です。専門書から学習参考書までありますし、熟読したものから軽く目を通したものまであります。([2022/04/08追記]改訂に際して改めて参照したものは赤字で示してあります。)

参考文献一覧

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  • 安藤貞雄(1983)『英語教師の文法研究』大修館書店
  • 安藤貞雄(1985)『続・英語教師の文法研究』大修館書店.
  • 安藤貞雄(1986)『英語の論理・日本語の論理』大修館書店
  • 安藤貞雄(1996)『英語学の視点』開拓社
  • 安藤貞雄(2005)『現代英文法講義』開拓社
  • 安藤貞雄(2008)『英語の文型』開拓社
  • 安西徹雄(1982)『翻訳英文法』バベル・プレス
  • 安西徹雄(1983)『英語の発想』講談社
  • 荒木一雄・小野経男・中野弘三(1977)『助動詞』(現代の英文法9)研究社出版
  • 荒木一雄・安井稔(編)(1992)『現代英文法辞典』三省堂
  • 有村兼彬・天野政千代(1987)『英語の文法』英潮社フェニックス
  • 浅川照夫・鎌田精三郎(1986)『助動詞』(新英文法選書4)大修館書店
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  • コーツ, J. (1992)『英語法助動詞の意味論』研究社出版
  • デ・シェン, B. (1997)『英文法の再発見』研究社出版
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  • 江藤裕之(2015)『英文法のエッセンス』大修館書店
  • 福田嘉一郎(1998)「アスペクト・テンス」『国文学』43(11) pp.119-121
  • 五島忠久・織田稔(1977)『英語科教育基礎と臨床』研究社出版
  • グループ・ジャマシイ(編著)(2015)『英語版日本語文型事典』くろしお出版
  • 萩野俊哉(1998)『ライティングのための英文法』大修館書店
  • 畠山雄二(編)(2016)『徹底比較日本語文法と英文法』くろしお出版
  • 早川勇(1983)「日英語の受動表現」鳥居次好・黒川泰男(監修)『教育英文法の基礎:語彙・品詞論の見直し』三友社出版
  • 平野清(1986)『実用生成英文法』開文社出版
  • 林野滋樹(1982)『言語学と英語教育』三友社出版
  • 林野滋樹(2011)『たのしい英文法改訂版』三友社出版
  • 日向清人(2014)『即戦力がつく英文法』DHC
  • 本田謙介・田中江扶・畠山雄二(2020)『英文の基本構造』(ネイティブ英文法4)朝倉書店
  • 池上嘉彦(1991)『〈英文法〉を考える』筑摩書房
  • 池上嘉彦・守屋三千代(編著)(2009)『自然な日本語を教えるために-認知言語学をふまえて』ひつじ書房
  • 今井邦彦(1995)『英語の使い方』大修館書店
  • 今井邦彦(2004a)「研究と現場を結ぶ英語の使い方7「助言」「忠告」「勧誘」など」『英語教育』53(7) pp.49-51
  • 今井邦彦(2004b)「研究と現場を結ぶ英語の使い方9助動詞の話Ⅰ」『英語教育』53(10) pp.61-63
  • 今井邦彦・中島平三(1978)『文Ⅱ』(現代の英文法5)研究社出版
  • 今井隆夫(2010)『イメージで捉える感覚英文法』開拓社
  • 稲田俊明(1989)『補文の構造』(新英文法選書第3巻)大修館書店
  • 猪野真理枝・佐野洋(2011)『英作文なんかこわくない』東京外国語大学出版会
  • 井上和子(1976)『変形文法と日本語・上』大修館書店
  • 井上和子(1978)『日本語の文法規則』大修館書店
  • 井上和子・山田洋・河野武成田一(1985)『名詞』(現代の英文法6)研究社出版
  • 井上義昌(編)(1966)『詳解英文法辞典』開拓社
  • 石居康男・桒原和生(2020)『日本語を活用して学ぶ英文法』神田外語大学出版局
  • 伊藤和夫(1975)『英語構文詳解』駿台文庫
  • 伊藤和夫(1979)『英文法教室』研究社出版
  • 伊藤和夫(1987)『ビジュアル英文解釈PART I』駿台文庫
  • 伊藤和夫(1996)『英文解釈教室入門編』研究社出版
  • 伊藤和夫(1997)『英文解釈教室改訂版』研究社出版
  • 岩垣守彦(1993)『英語の言語感覚:ルイちゃんの英文法』玉川大学出版局
  • 岩井慶光(1956)『助動詞の研究』篠崎書林
  • 秦宏一(2009)『英語動詞の統語法』研究社
  • 影山太郎(編)(2001)『日英対照動詞の意味と構文』大修館書店
  • 影山太郎(編)(2009)『日英対照形容詞・副詞の意味と構文』大修館書店
  • 柏野健次(1993)『意味論から見た語法』研究社出版
  • 柏野健次(1999)『テンスとアスペクトの語法』開拓社
  • 柏野健次(編著)(2010)『英語語法レファレンス』三省堂
  • 柏野健次・内木場努(1991)『コーパス英文法』開拓社
  • 西友七(編)(1985)『英語基本動詞辞典縮刷版』研究社出版
  • 小寺茂明(1990)『英語指導と文法研究』大修館書店
  • 隈部直光(2002)『教えるための英文法』リーベル出版
  • 国広哲弥(1967)『構造的意味論-日英両語対照研究-』三省堂
  • 國廣哲彌(編)(1980)『文法』(日英語比較講座2)大修館書店
  • 久野暲(1973)『日本文法研究』大修館書店
  • 久野暲(1983)『新日本文法研究』大修館書店
  • 久野暲・高見健一(2004)『謎解きの英文法・冠詞と名詞』くろしお出版
  • 久野暲・高見健一(2005)『謎解きの英文法・文の意味』くろしお出版
  • 久野暲・高見健一(2013a)『謎解きの英文法・省略と倒置』くろしお出版
  • 久野暲・高見健一(2013b)『謎解きの英文法・時の表現』くろしお出版
  • 黒川泰男(2004)『英文法の基礎研究-日・英語の比較的考察を中心に-』三友社出版
  • 黒川泰男(監修)(1999)『コンフィデンス総合英語』三友社出版
  • 町田健(1994)『フロンティア英文法』研究社出版
  • 益岡隆志(1997)『複文』(新日本語文法選書2)くろしお出版
  • 松井恵美(1979)『英作文における日本人的誤り』大修館書店
  • 薬袋善郎(2006)『英語ベーシック教本』研究社
  • 宮下眞二(1982)『英語文法批判』日本翻訳者養成センター
  • 宮田幸一(1970)『教壇の英文法改訂版』研究社出版
  • 宮内秀雄(1955)『法・助動詞』(英文法シリーズ13)研究社
  • 水谷信子(1985)『日英比較話しことばの文法』くろしお出版
  • 水谷信子(1989)『基礎からよくわかる英作文』旺文社
  • 毛利可信(1967)『新自修英作文』研究社出版
  • 毛利可信(1972)『意味論から見た英文法』大修館書店
  • 毛利可信(1980)『英語の語用論』大修館書店
  • 毛利可信(1983)『橋渡し英文法』大修館書店
  • 森田良行(2007)『助詞・助動詞の辞典』東京堂出版
  • 森田良行(2008)『動詞・形容詞・副詞の事典』東京堂出版
  • 村田美穂子(2008)『体系日本語文法』すずさわ書店
  • 村田勇三郎(1982)『機能英文法』大修館書店
  • 村田勇三郎(1983)『文(Ⅱ)』(講座・学校英文法の基礎第8巻)研究社出版
  • 村田勇三郎(1984)『文(Ⅰ)』(講座・学校英文法の基礎第7巻)研究社出版
  • 村田勇三郎成田圭市(1996)『英語の文法』大修館書店
  • 長原幸雄(1990)『関係節』(新英文法選書8)大修館書店
  • 永井典子・綾野誠紀・岡田圭子・中西貴行(2015)「母語と英語のメタ言語知識に基づく明示的な英文法教授法への一提案」『言語教育エキスポ2015』pp.41-42.
  • 中島文雄(1949)『文法の原理』研究社出版
  • 中島文雄(1980a)『英語の構造・上』岩波書店
  • 中島文雄(1980b)『英語の構造 下』岩波書店
  • 中島文雄(1987)『日本語の構造-英語との対比-』岩波書店
  • 中島平三(編)(2001)『最新英語構文事典』大修館書店
  • 中野清治(2014)『英語の法助動詞』開拓社
  • 中村捷(2009)『実例解説英文法』開拓社
  • 中村捷(2018)『発話型英文法の教え方・学び方』開拓社
  • 中右実(1994)『認知意味論の原理』大修館書店
  • 中右実・西村義樹(1998)『構文と事象構造』(日英語比較選書5)研究社出版
  • 成田義光・丸谷満男・島田守(1984)『前置詞・接続詞・関係詞』(講座・学校英文法の基礎6)研究社出版
  • 日本語記述文法研究会(編)(2003)『現代日本語文法4第8部モダリティ』くろしお出版
  • 日本語記述文法研究会(編)(2007) 『現代日本語文法3第5部アスペクト第6部テンス第7部肯否』くろしお出版
  • 日本語記述文法研究会(編)(2008)『現代日本語文法6第11部複文』くろしお出版
  • 日本語記述文法研究会(編)(2009b)『現代日本語文法2第3部格と構文第4部ヴォイス』くろしお出版
  • 西垣内泰介・石居康男(2003)『英語から日本語を見る』(英語学モノグラフシリーズ13)研究社
  • 大場昌也(1981)『これからの英文法:英語の新しい学び方』ジャパンタイムズ
  • 大場昌也(1996)「新しい学校英文法のための5つの提案(3):動詞の転換」『英語教育』45(5) pp.74-77.
  • 織田稔(1990)『英文法学習の基礎』研究社出版
  • 織田稔(2007)『英語表現構造の基礎』風間書房
  • 大江三郎(1983)『動詞(Ⅱ)』(講座・学校英文法の基礎第5巻)研究社出版
  • 大出晁(1965)『日本語と論理』講談社
  • 岡田伸夫(2001)『英語教育と英文法の接点』美誠社
  • 岡田伸夫(2005)「英文法研究の英文法教育への応用:二重目的語構文の場合」『英語教育』54(4) pp.63-65.
  • 大名力(2014)『英語の文字・綴り・発音の仕組み』研究社
  • 大西泰斗・マクベイ, P. (1995)『ネイティブスピーカーの英文法』研究社出版
  • 大西泰斗・マクベイ, P. (1997)『ネイティブスピーカーの英語感覚』研究社出版
  • 大野晋(1978)『日本語の文法を考える』岩波書店
  • 小野経男(1987)『意外性の英文法』大修館書店
  • 小野経男・宮田学(1989)『誤文心理と文法指導』大修館書店
  • 大野照男(1972)『変形文法と英文解釈』千城
  • 小野田摂子(2008)『英語表現・論理トレーニング』丸善
  • 大塚高信(編)(1970)『新英文法辞典改訂増補版』三省堂
  • 大塚高信・中島文雄(監修)(1982)『新英語学辞典』研究社
  • ピーターセン, M. (1988)『日本人の英語』岩波書店
  • 藤武生・鈴木英一(1984)『冠詞・形容詞・副詞』(講座・学校英文法の基礎3)研究社出版
  • 藤武生・原口庄輔・鈴木英一(編)(1995)『英文法への誘い』開拓社
  • 佐々木高政(1973)『英文構成法-五訂新版-』金子書房.
  • 佐藤琢三(2005)『自動詞文と他動詞文の意味論』笠間書院
  • 佐藤芳明・田中茂範(2009)『レキシカル・グラマーへの招待』開拓社
  • 澤田治美(2006)『モダリティ』開拓社
  • 関山健治・山田敏弘(2011)『日本語から考える!英語の表現』白水社
  • シャーサー, M. (1988)『書くための英文法』北星堂書店
  • 柴谷方良(1978)『日本語の分析』大修館書店
  • 嶋村誠(2014)『日英語に見るもののとらえ方』関西学院大学出版会
  • 四宮満(1999)『英語の発想と表現』丸善
  • 宗宮喜代子(2009a)「SVO構文から見えてくるもの」『英語教育』58(1) pp.47-49
  • 宗宮喜代子(2009b)「2種類のSV構文から見えてくるもの」『英語教育』58(2) pp.50-52
  • 宗宮喜代子(2009c)「「SVO+1」構文から見えてくるもの」『英語教育』58(3) pp.47-49
  • 宗宮喜代子(2012)『文化の観点から見た文法の日英比較』ひつじ書房
  • 空西哲郎(1954)『動詞』(英文法シリーズ10)研究社
  • 末岡敏明(2012)「より良い学習英文法を探るための視点」大津由紀雄(編著)『学習英文法を見直したい』研究社
  • 菅井三実(2012)『英語を通して学ぶ日本語のツボ』開拓社
  • 杉山忠一(1998)『英文法詳解』学習研究社
  • 鈴木英一安井泉(1994)『動詞』(現代の英文法8)研究社
  • 高橋作太郎(1985)『文法』(英語の演習第2巻)大修館書店
  • 高橋善昭(1986)『英文読解講座』研究社出版
  • 高橋善昭(1990)『英文和訳講座』研究社出版
  • 高見健一(2003)「研究と現場を結ぶ英文法入門7:二重目的語構文-情報構造と構文の意味-」『英語教育』52(7) pp.43-45.
  • 高見健一(2013)「統語論 機能的構文論」三原健一・高見健一(編著)『日英対照英語学の基礎』くろしお出版
  • 髙島英幸(編著)(1995)『コミュニケーションにつながる文法指導』大修館書店
  • 竹林一志(2008)『日本語における文の原理』くろしお出版
  • 田村泰(1999)『しなやか英文法』三友社出版
  • 田中茂範(1993)『発想の英文法』アルク
  • 田中茂範・松本曜(1997)『空間と移動の表現』(日英語比較選書6)研究社出版
  • 田中茂範・佐藤芳明・河原清志(2003)『チャンク英文法』コスモピア
  • 田中茂範・佐藤芳明・阿部一(2006)『英語感覚が身につく実践的指導』大修館書店
  • 寺島隆吉(1986)『英語にとって学力とは何か』三友社出版
  • 寺島隆吉(1991)『英語記号づけ入門』三友社出版
  • 寺島隆吉(2000)『英語にとって「文法」とは何か?』あすなろ社
  • 富岡龍明・堀正広・田久保千之(2008)『ライティングのための英文法ハンドブック』研究社
  • トムソン, A.J.・マーティネット, A.V.(1988)『実例英文法』オックスフォード大学出版局
  • 外池滋生(2003)「英文解釈と英文法」『英語青年』149(4) pp.17-19.
  • 楳垣実(1961)『日英比較語学入門』大修館書店
  • 楳垣実(1975)『日英比較表現論』大修館書店
  • 若林俊輔・手島良(1996)「提案・英語のカリキュラム4:動詞にかかわるその他の事項(1)」『英語教育』45(4) pp.76-77.
  • 綿貫陽・宮川幸久・須貝猛敏・高松尚弘(2000)『ロイヤル英文法』旺文社
  • 綿貫陽・ピーターセン, M. (2006)『表現のための実践ロイヤル英文法』旺文社
  • 綿貫陽・淀縄光洋・ピーターセン, M. (1994)『教師のためのロイヤル英文法』旺文社
  • 八木克正(1987)『新しい語法研究』山口書店
  • 八木克正(1996)『ネイティブの直観にせまる語法研究-現代英語への記述的アプローチ-』研究社出版
  • 八木克正(1999)『英語の文法と語法-意味からのアプローチ』研究社出版
  • 八木克正(2021)『現代高等英文法-学習文法から科学文法へ-』開拓社
  • 八木孝夫(1987)『程度表現と比較構造』大修館書店
  • 山中桂一(1998)『日本語のかたち:対照言語学からのアプローチ』東京大学出版会
  • 山梨正明(1995)『認知文法論』ひつじ書房
  • 山岡洋(2014)『新英文法概説』開拓社
  • 山崎貞(1971)『新自修英文典』毛利可信増訂 研究社
  • 安井稔(1989)『英文法を洗う』研究社出版
  • 安井稔(1995)『納得のゆく英文解釈』開拓社
  • 安井稔(1996)『改訂版英文法総覧』開拓社
  • 安井稔・秋山怜・中村捷(1976)『形容詞』(現代の英文法7)研究社
  • 安井稔・角谷裕子(1998)『英作文総覧』開拓社
  • 安井稔(編)(1987)『例解現代英文法事典』大修館書店.
  • 安井稔(編)(1996)『コンサイス英文法辞典』三省堂
  • 吉川千鶴子(1995)『日英比較動詞の文法』くろしお出版
  • 吉川美夫(1966)『考える英文法』文建書房
  • 吉川勇一(1991)『5日間集中講義吉川のベイシック英語』代々木ライブラリー

もっち先生の「もっちり文法」:第5回~第8回の背景・参考文献

「もっちり文法」第5回~第8回の全体的なこと

この4回は、「日本語の動詞文」のうち、現代日本語を、英語を対応させながら解説することを意図したものです。こうした授業はほとんどやったことがなく、スライドはほぼ書き下ろしです。ただし、日本語の動詞型に関しては、駿台予備学校で過去に担当した「英作文S」で和文英訳を講義するときなどで扱ってはいます。大きな枠組みとしては、日本語の動詞文を動詞がとる項の数で分類し、項の少ないものから順に解説し、格助詞についても必要に応じて言及していくというものです。

日英語比較対照

「もっちり文法」は複言語主義の立場から文法を解説していくことを重視しています。このため、日英語の対照言語学的なアプローチで書かれた文献を多く参照しています。
まずは最近の本から。

少し古いものでは、この辺りから目を通しています。
日英語比較講座 第2巻 文法

日英語比較講座 第2巻 文法

  • 発売日: 1980/05/01
  • メディア: 単行本
日本語の構造―英語との対比 (岩波新書)

日本語の構造―英語との対比 (岩波新書)

英語の論理・日本語の論理

英語の論理・日本語の論理

認知言語学的なアプローチのものとしては、こちらを参照しました。

日本語学

対照言語学というよりは、日本語学プロパーのものでは次のようなものを参考にしました。

現代日本語文法2 第3部格と構文 第4部ヴォイス

現代日本語文法2 第3部格と構文 第4部ヴォイス

日本文法研究

日本文法研究

日本語のシンタクスと意味 (第1巻)

日本語のシンタクスと意味 (第1巻)

日本語概説 (岩波テキストブックス)

日本語概説 (岩波テキストブックス)

  • 作者:渡辺 実
  • 発売日: 1996/10/08
  • メディア: 単行本
再構築した日本語文法

再構築した日本語文法

  • 作者:小島 剛一
  • 発売日: 2012/08/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

特に第6回について

第6回は自動詞と他動詞を関連づけて扱ったため、ここだけのために参照したものがいくつかあります。

動詞・形容詞・副詞の事典

動詞・形容詞・副詞の事典

日本文法小事典

日本文法小事典

  • メディア: 単行本
日英対照 動詞の意味と構文

日英対照 動詞の意味と構文

  • 発売日: 2001/03/01
  • メディア: 単行本
構文と事象構造 日英語比較選書(5)

構文と事象構造 日英語比較選書(5)

もっとも、これらは「もっちり文法」のために初めて読み始めたわけではなく、これまで読みためていたものをまとめたといった形になっています。