2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧
英文法と比べて思うこと 先日の慶応の学習英文法シンポジウムで、日本語を母語とする学習者の英文法学習のあり方をめぐって議論が交わされた。それと比べると、古典文法のあり方をめぐる議論はあまり活発でない。古典教育において古典文法は障害であり、それ…
意外に抜け落ちている視点 日本語を母語とする英語学習者のための英文法という位置づけで教育文法を考えた場合、当然ながら、学習者の母語は日本語でEFL環境で英語を学ぶという前提に立つ。しかし、ここには意外に見落とされている視点がある。それは、日英…
英語学習にとってコアとは何か まず、拙ブログで過去にコアについて論じているので、そちらのご紹介。 http://d.hatena.ne.jp/ownricefield/20080317 http://d.hatena.ne.jp/ownricefield/20080320 http://d.hatena.ne.jp/ownricefield/20080322 そして、私…
「アルゴリズム」について 英語教育の領域に「アルゴリズム」という概念を導入した試みに大沢・駒林・佐々木・福士(1968)がある。大沢らはアルゴリズムを「ある類(クラス)の問題を解くための有限回の構成的手続(又は指図、指令)」(大沢ら1968:52)と定…
慶應義塾大学英語教育シンポジウムに参加して 9月10日に行われた、慶應義塾大学英語教育シンポジウム「学習英文法−日本人の英語学習にふさわしい英文法の姿を探る−」に参加して、自分なりに学ぶところ、思うところを得た。そこで拙ブログでも過去に書き綴っ…