持田哲郎(言語教師@文法能力開発)のブログ

大学受験指導を含む文法教育・言語技術教育について書き綴っています。

2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「地に足が着く」ということ

このブログに対してお褒めの言葉を戴くときに、「地に足の着いた」論考であると仰っていただくことがある。これは自分がつねに意識していることでもあるので、ありがたい限りである。 本当に大切なことは抽象化して、理論化して、多くの人たちと共有すべきだ…

学校英語と受験英語

生徒のパラダイム 予備校は受験テクニックを教えるところと考えられている。実際にはそれだけではないこともあるが、試験対策である以上、解法を提示することは避けて通ることができない。では、高校でも受験指導として行われる授業はそのようになるのか。答…

リーディング授業における言語知識の提示

検定教科書(英語I・英語II・リーディング)の授業と受験読解対策の授業 高校で読解系の授業というと、英語I・英語II・リーディングの検定教科書を使った授業が一般的であるが、進学希望者が多い高校では受験対策の授業も行われている。これらの授業の役割と…

「リーディング」という科目と受験指導

どこまで受験に特化するか 「リーディング」という科目は「リーディング」を使用するのが基本である。だが教科書を終えてしまうと、入試問題を解いていくような受験対策色の強い授業となっていくことが多い。公立高校であれば選択科目としてかわいらくしく営…

新カテゴリーを立ち上げます。

皆様、ご無沙汰しております。このところ、更新が滞っております。この間に仕事の環境の変化が若干ございまして、年度の途中、しかも学期の途中ではございますが、高校の非常勤講師をやることになりました。このところ、大学生や社会人、また大学受験生とい…