2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧
和文英訳の弊害 上村(1993)は、日本人が英語のライティングに弱い原因が和文英訳中心の指導法にあると指摘している。その理由として、書くべき内容がすでに日本語で与えられているため、自分で意見や考えを練る必要がないこと、自分の考えを伝えるために推敲…
文化コンテクストとコミュニケーション 文化人類学者のE.ホールは異文化コミュニケーション研究に「高コンテクスト」(high context)と「低コンテクスト」の概念を導入した。日本文化は高コンテクスト文化であり、言語の役割が相対的に小さく、その場の雰囲…
コンポジションと作文 森岡(1962)ではアメリカの言語教育において行われている「コンポジション」(composition)と日本の作文教育を対比させている。コンポジションは古くはギリシアに端を発する修辞(rhetoric)からの発展であり、作文だけでなく言語の4…
第二言語習得における「第二言語」 第二言語習得研究における「第二言語」とは習得目標言語を指すものであって、社会言語学において「外国語」との対比において用いられる「第二言語」の概念とは別物である。しかし、いずれの場合においても「第一言語」すな…
これまで不調だった98マシンから、新たに購入したXPマシンの変えたため、近日中にブログの更新を再開する予定です。今はIME2003で変換してますが、自分の思考のリズムにはATOKの方がなじむので、ATOKがインストールでき次第再開しようと…
現在ブラウザが不安定でブログが更新できません。またヤフーメールも開けない状況なので、ご用の方はミクシィ経由などでご連絡いただければ幸いです。 携帯からは閲覧・更新が可能ですが長文での専門的な議論はしにくいため、ブラウザのトラブルが解決するま…