持田哲郎(言語教師@文法能力開発)のブログ

大学受験指導を含む文法教育・言語技術教育について書き綴っています。

2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

逆向き受験英語

授業は答え合わせ 文法の授業というのは、答え合わせなのだ。あとは参照用に持たせている総合英語の参考書で各自確認すればよいのだ。・・・ということになっているらしい。こんなことをわざわざ「ライティング」の授業時間を使って行う必要があるのか疑問で…

これでいいのか受験指導

大学の授業について行けない優等生 数年前、大学の後輩でゼミの発表がうまくできないと悩む学生がいた。話を聞いていると、高校時代は成績優秀であったらしい。教師が示すものを何の疑いもなくただ覚える。その繰り返しで定期試験をクリアし、評定平均を積み…

噂を信じちゃいけないよ

ネットの評判 個人でこっそりと家庭教師でもやっていれば、なんでもないのだろうが、大手と呼ばれるところの教壇に立っていると、知らないうちに世間での評価が形成されてしまうことがある。最近も2ちゃんねるで私の講義に対する評価が出ていた。ただ、イン…

良質な受験英語

きっかけは・・・ 予備校での英語の授業は、いわゆる受験英語を正面から扱うものである。大学入試問題が解けるようになるような学習指導をするのだから、当然のことである。ではその対策が皮相的なテクニック一辺倒であったらどうかというと、私個人としては…

まさかと思うが・・・

ライティンG 文法の授業のことである。必ずしも文法力の高いクラスではないのに、異様に進度の速いクラスというのがある。私が教育実習をしたときに3年理数科の文法の授業を見せていただいたことがある。板書はなく、閉め初された生徒が淡々と答えを言って…