外国語学習のための時間とお金
ただでは身につかない
外国語に限ったことではないかもしれないが、学習にはお金と時間が必要である。大学生活にしてもそうで、親に学費を負担してもらった学部時代よりも、昨年4月から自腹で履修している大学院の授業のほうがモチベーションが高いのも事実である。
話を外国語学習に戻そう。『外国語上達法』(千野栄一著、岩波新書)には、外国語に必要なものはお金と時間であると言い切ってある。人間はケチだからお金を払うと無駄にしないようにという気持ちが働くところに上達の引き金があるというわけである。もちろんこうした心理が働くには「もったいない」という気にならなければならない。『はじめてのビジネス英会話』(杉田敏著、講談社現代新書)では、目標達成には何かを犠牲にする覚悟が必要であることが説かれている。つまり、有り余っている金をつぎ込んでもダメなのだ、外国語を身に付けるために予算を捻出しなければならないのだ。そのためには別のことに使っているお金を切り詰めたりしなければならないこともあるだろう。時間についても同じで、勉強のための時間を作り出さなければダメなのだ。
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NHKの講座など
NHKの外国語講座はテキストを購入すれば、あとはラジオを聴いていればよい。しかし、放送時間帯に仕事などの予定を合わせられるとは限らない。そこでお金を投じて時間を作り出すことになる。放送音源のなかにはネット上で購入できるものもある。別売りCDを活用するのも良い。ICレコーダーなどで予約録音をするのも1つの方法である。語学学習用のチューナー付きレコーダーは実勢価格で2万円前後のものが多い。私も今日1台買ってみた。
SANYO ラジオ付きICレコーダー(シルバー) ICR-RS110M(S)
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