持田哲郎(言語教師@文法能力開発)のブログ

大学受験指導を含む文法教育・言語技術教育について書き綴っています。

ラテン語と中国語

ラテン語のこと

最近、ラテン語を学んでみたいという欲求が沸々とわき上がっている。英語史の中でも大きな影響を与えてきたこの言語について知りたいと思ったからだ。初めて学ぶものはとりあえず新書をサクッと読んでみようということで、新書を中心にラテン語の入門書をいくつか買ってみた。

このあたりを一通り読んでみて次の段階の学習を考えることにしようと思う。ラテン語をもっと深めたいと思うかもしれないし、英語史という「本丸」に戻って古英語などに関心がシフトするかもしれない。

中国語のこと

国語教育について本格的に学ぼうと決めてから、古典文学や漢文学の知識も必要だと考えるようになった。漢文学のためには、漢文の句法と呼ばれるような言語知識が必要である。これらを本格的に自分のものとするには中国語の知識が必要と考えるようになった。現代中国語から入り、中国語史的に遡って日本に「漢文」として伝わった当時の中国語の姿に迫りたいと思った。もちろん、スタートは現代中国語からと考えている。この点は当初より古典語として学ぶラテン語とは戦略が違うが、久しぶりにNHKのラジオなどで学ぶのも悪くはない。ラジオは新年度から取りかかることとして、こちらも新書などで基本的な知識を身に付けていきたいと考えている。