やるきなさげ
やってません
お盆の時期になると、大学の図書館が閉まる。これがどうしても理解できない。高い学費を払って大学に通っているのに、なぜ長期休館によって不便な思いをしなければいけないのか。こうしたことをするのであれば、なぜ閉めなければいけないのかを説明する責任があるのではないだろうか。所属する研究室の指導教員は、「研究に休みはない」と仰る。当然だと思う。なのに大学運営がそれに応えていないのだ。
国語力のこと
国語力の低下という問題に対して、一番危機意識が低いのが国語科ではないかというのが、国語科以外の教師の一致した認識ではないだろうか。母語の教育という部分に甘えているのではないか。繰り返しやっているうちに何とかなるだろうという根性主義というか、楽観主義のようなものに支配されている気がする。国語教育の学会に出てくる教師はまだ意欲的な方だと思う。ただ、全体として国語力の底上げを図ろうというよりは、自分は授業を頑張っていますというメッセージを発する「研究発表」が多い気がするのは私だけであろうか*1。
*1:といいつつ、今日・明日の日本国語教育学会の全国大会には仕事の都合で参加しない私である。