年末のご挨拶
ブログ開設から今日まで
今日で2005年も終わりです。10月下旬から始めたこのブログは2か月あまりの期間にいろいろなことを書き込みました。最初の頃はもっと気楽にコラム的なことを書こうと思っていたのですが、以前自分のHPに書いていたものをこちらに転載していたりするうちに、もっと理論的なことを書きたいと思い、いろいろ書き始めました。初めのうちは自分自身のための「覚え書き」といった側面のほうが強かったのですが、読み手に配慮するならば論文に近い体裁の方が便利なのではと思って硬い文体で書き綴っていくうちに、真面目に読んでくださる方々が現れて今のスタイルが確立したといった感じです。
「非人気ブログ」
専門的な議論の多いブログですから、人気ブログを目指そうという発想はありません。またいわゆる「教育ブログ」とも一線を画すべきと考えました。毎日、小中高などの教壇に立つ人たちと同列に「教育」を語ることは、フリーの立場の私にはできないからです。しかし同時に大学に籍を置く研究者や院生のように研究主体の活動をしているわけでもないので、ブログのタイトルに「言語学」という言葉を入れないようにしました。こうすると検索でかかりにくくなります。大切なのはタイトルではなく本文ですから。興味や関心のある方々だけがこのブログにたどり着ければいいというのが私の考えです。
タイトルの由来
Colorfulness Landとは「彩の国」で、埼玉県のことです。the northern heartとは県北部の熊谷市のことです。正直言ってこの街は必ずしも住みやすい街とは言えません。都会の華やかさも田舎の安らぎも、どちらも中途半端な街です。しかし私がこの街で生まれ育ったことは事実です。この街への愛着もあります。「東京人」を装うよりも、この街の出身であることを前面に出して生きていきたい。そう思ってこの名前をブログに付けました。
おわりに
本年は開設2か月のブログをお読みいただきありがとうございました。来年はより一層さまざまな議論を展開していこうと思っておりますのでよろしくお願い致します。
それではみなさま、よいお年をお迎え下さい。