持田哲郎(言語教師@文法能力開発)のブログ

大学受験指導を含む文法教育・言語技術教育について書き綴っています。

新年のご挨拶

ご挨拶

皆様、あけましておめでとうございます。
本年もご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

今年やること

いったんは大学受験指導から完全に遠ざかっていた時期もありましたが、今年は大手予備校への出講を含め、本格的に復帰することになりました。少子化と入試の多様化により、従来のような一般入試中心の「受験英語」も姿を変えていくことが予想されます。そこで、これまでの大学受験指導の集大成を何らかの形でまとめる機会を得られればと思っています。またそれが、一般の英語学習とそう変わらないことも示していきたいと思います。高校の非常勤講師としては、今年は4月から通年で教壇に立てるので、昨年以上にじっくりと腰を据えて取り組んでまいります。こちらは引き続き[ぼそぼそ−高校編]で思うところを書き綴ります。
大学時代からのライフワークである、読解文法を中心としたgrammar pedagodyについては、一応の私論を示したいと思っています。新学習指導要領へ向けた動きも睨み、「文法を教える時間がない」という状況に対処できるような知識体系、シラバス、カリキュラムを考えていきます。ただし、この点についてはメタ言語認識の問題と関連してきますので、国語教育・国文法との関わりについても、自分なりに考えていきます。これらの一部はブログにも上げていきますので、議論のたたき台としてお読みいただけると幸いです。