持田哲郎(言語教師@文法能力開発)のブログ

大学受験指導を含む文法教育・言語技術教育について書き綴っています。

まもなく後期授業開始

1か月のご無沙汰

前回の更新から1か月。あっという間だった。仕事以外の動きをいくつか書いていきたいと思う。まず8月28日に「翻訳通信」東京セミナーに参加した。翻訳者の山岡洋一さんの講演で、教養教育としての翻訳教育の可能性など、興味深い話が聞けた。翌週は30日にM1で自主ゼミをやった。このときのハンドアウトは文章としての体裁をなしてるとは言い難いのでこのブログへの公開はしてない。ただし、このときは有意義な議論ができた。ようやく、ゼミ本来の機能を発揮できそうな気がした。
9月に入り、3日から5日までの2泊3日で奈良市へゼミ合宿に出かけた。ここでもゼミを行ったのだが、出版予定の原稿の内容を検討したため、発表原稿のブログ掲載は自粛。ブログ更新が滞った理由の一つが相次ぐ発表資料掲載の見送りなのである。翌週は、認知言語学会による認知言語学セミナーに参加した。このところ、認知言語学はご無沙汰だったので、いい刺激になったと思う。ここから間があって、19日になって日本学術会議のシンポジウム「日本語の将来」に参加してきた。英語教育と国語教育との連携の関心をもつ私としては、金水敏先生と鳥飼玖美子先生の講演が示唆的であった。このあたりの内容を踏まえた議論は、いずれこのブログでも展開していこうと思う。