持田哲郎(言語教師@文法能力開発)のブログ

大学受験指導を含む文法教育・言語技術教育について書き綴っています。

時間の使い方

院生は学生なのだ

院生は学生なのだと思うことがある。悪い意味での「学生」である。そのことはブログの更新ができていないことと密接な関係がある。院生になると、時間の使い方がルーズになるのだ。去年の今ごろは50分換算で35コマを毎週こなし、それに加えて大学院の授業を科目履修していた。足りない睡眠時間は移動の時の通勤電車のグリーン車で補っていた。そんな状況でも原稿仕事や採点・添削なども授業の合間にこなしていた。それが今年はだらだらなのだ。大学院も予備校も朝イチの授業がないので、起きる時間がいい加減になりがちで、そのため寝る時間もまちまちということになる。そうなると、自由になる時間が思ったほど確保できなくなってくる。

院生も大人でなければならない

だが、このブログでも以前から行っていることだが、大学院には遊びに行っているのではない。その自覚を常に持ち続けていなければならない。国語教育という分野は案外と甘いところがある分野で、ひょっとしたらきちんと研究していなくても修士論文が通ってしまうのではないかと思うことがある。それでもそんなことはどうでもよいことで、どんな分野を背景とする人であっても読んでもらえるような論文でなければ意味がない。そのための時間は捻出する必要がある。時間はあるかないかではなく、作るものなのだということを、もう一度肝に銘じておきたいと思う。