言語政策
国際コミュニケーションとは何か 岡部(1987)は、コミュニケーションをそのレベルに基づいて類型化している。それによると、コミュニケーションはまず社会レベルと個人レベルに大別される。社会コミュニケーションはさらに集団、組織、国家、文化というレベル…
この国で本当に英語ができるようになりたいと思っている人は少数派である。資格試験が自己目的化し、英語力が付くかどうかに関係なく受かるかどうか、またはスコアが上がるかどうかということしか関心を持たずに学習する人が多い。このような状況では、優れ…
母語としての英語と公用語としての英語 世界中で「母語」として英語を使用する人の数は4億人に満たない。しかも北米や「連合王国」には実際には英語を母語としない人も相当数に上るので、統計の取り方によってはもっと少ない数字がはじき出されるかもしれな…
新憲法草案などというものが動き出している。そろそろ日本でも議論しなければならないのが、公用語の問題である。英語を第2公用語にしようという発言が一時期目立ったが、現状では日本には第一公用語すら規定がない。国語教育で日本語が教えられているのは…