ぼそぼそ−院生日記
国語教育と英語教育 今日のタイトルは国語科の学習指導要領で登場する言葉である。類似の概念を外国語科では「実践的コミュニケーション能力」と呼ぶ。このような用語の違いのように、国語教育と英語教育では、さまざまなところで問題意識の共有を妨げる要因…
何が困るのか 院生の間で発表が近くなると「大変、大変」と大騒ぎになる。何が大変なのだろうか。学会発表なんかじゃない。内輪のゼミの発表である。修士論文の提出期限から逆算すれば、一定の周期でゼミの発表があるのは当然で、その逆算されたスケジュール…
学部時代 ゼミというのは、担当教員の方針によってさまざまな文化を持つ空間である。学部時代のゼミは、時間を気にせずに議論をしていこうという方針*1で、4限開始時刻である15:00から始まり、終わりは20:00以降、というのが当然であった。ゼミ生一人一人の…
指導原理を求めるあまり・・・ 国語教育の世界は英語教育の世界以上にこわいと思った。何やら派閥のようなものがある感じだ。英語教育の世界にもそれらしいものはある。だが、国語教育のほうがその傾向が強い気がする。これは国語という教科が、何をどのよう…
点と線がつながらない 自宅から大学までは徒歩で10分強。キャンパスの北門から入り、主に14号館と16号館で授業を受けている。授業後に仕事があって東西線早稲田駅に向かうとき以外、キャンパスの中心部を貫通することはめったにない。極めて狭いエリアでこそ…