持田哲郎(言語教師@文法能力開発)のブログ

大学受験指導を含む文法教育・言語技術教育について書き綴っています。

ダメな月

久しぶりの「春休み」

大学院は現在「春休み」である。学部を卒業して以来の「暇」な2月である。もっとも、学部卒業後も予備校講師専業の時期があったので、その当時も暇ではあった。だが、学生の休みとは何となく違う。入試期間もあり、自由に大学に出入りができないこともあり、修論の研究はほとんど進めていない。やったのは英語の調べ物である。要は仕事の教材研究であり、国語教育向けの研究は何一つやっていないまま、ひと月が過ぎようとしている。この時期の院生は大学に行かなくていいという開放感と、大学に出かけて自由に研究ができないという閉塞感のなかで、研究に身が入りにくいのだということがわかった。しかし、修士課程の院生にとって、春休みは一度だけである。このままではあまりにもったいない。

もう一度、状況を見極める

確定申告の時期になって、一昨年と比べて昨年の収入が激減していることを改めて認識した。そうなのだ。今の院生生活はこうした犠牲の上で成り立っているのだ。犠牲にしているものがある以上、相応の成果を出さなければならない。ならば、今は何をすべきか。そう考えれば研究も進めていかなければなるまい。同時に講師業もおろそかにはできない。院生やっていようが何だろうが、プロの講師である。こちらの研究もおろそかにできない。そう思い直し、軌道修正の今日この頃である。