持田哲郎(言語教師@文法能力開発)のブログ

大学受験指導を含む文法教育・言語技術教育について書き綴っています。

先行研究と、M1ということ

読んで、読んで、読みまくる

文系の学問領域において、文献研究は非常に重要と言える。文献を読むことで、先行研究にあたることができるわけだ。私がやっている分野は比較的先行研究が少ないと言われたのだが、それでも次から次へと、読まなければならない文献が増えていく。
一方で、修士論文なんだからだとか、M1の前期なんだからという言葉をいただく。前者は博士論文と比較してという意味であろう。ゆっくりやればよいという温かいお言葉である。だが、私には修士論文で一般的に求められる水準がどの程度のものかわからない。だからM1の前期で何をどこまでやったらよいのかわからない。ただ、2年の修業年限が設けられているということは、1年で仕上げられるような水準を要求されているわけではないということは間違いないだろう。再来年の1月の連休明けには修論を提出しなければならない。あせるのが当然ではないだろうか。