持田哲郎(言語教師@文法能力開発)のブログ

大学受験指導を含む文法教育・言語技術教育について書き綴っています。

おいでよ、千葉・津田沼・柏に!

英作文法

今日今年度の授業で使用する教材一式を受け取り、一通り目を通した。そして考えたこと。高1高2の英作文法のテキストは日英語の対比を軸に導入していく。そして日英語で違うところについてはどう違うのかを生徒に納得してもらえるように配慮する。「日本語から離れろ」だの「日本語で考えるな」だのと、題目を唱えてもダメなのだ。どう違うのかを明らかにしておけば、生徒の脳裡に焼き付いて誤用が減るのではないかと思うのだ。

読解

読解の方は、高1に関してはストラテジーは完全に後回し。「普通に読める」ことを目標とし、そのために必要な知識に習熟させることを第一に考えて授業をしていこうと考えている。「普通に読める」というのは目的に応じて読み方を選択する以前の、その基本となる語順通りに読める状態を指す。高2では読みのストラテジーもある程度扱うものの、基本的な方向性は高1と同じである。
英作文法・読解とも予備校全体でのカリキュラムは決まっている。ただし、シラバスに関してはある程度の自由度があり、その範囲のなかでこうしたことをやっていこうと思う。