持田哲郎(言語教師@文法能力開発)のブログ

大学受験指導を含む文法教育・言語技術教育について書き綴っています。

なんでだろう

シャープペンの替芯は机の上に必要か

非常勤先の高校で後期中間試験の試験監督をしていたら、机の上にシャープペンの替芯を置いている生徒が多いことに気付いた。だが疑問なのは、50分の解答時間で芯が何本も必要となることがあるのだろうか。万が一力が入りすぎて折れてしまうようなことがあっても、2〜3本もあれば十分だと思う。その程度の本数ならばシャープペン本体の筒の中に収まるわけで、替芯をプラケースごと出して机の上に置く必要などない。

なぜかスリム化

クラスの中で何人かの生徒は0.3mmの細い芯を使っている。私も一時期、0.3から0.9までいろいろ試して使ってみたことがあるが、0.3mmは非常に細く、ちょっと筆圧が強くなると折れてしまう。ノートをきれいに作ると言う観点からは、やや細めの芯の方がいいのかもしれない。だが、ノート作りはあくまでも思考や記憶の手段であって、目的ではないと考えれば、ラフに書いても折れないくらいの方がよい。私自身は大学に入ってからは0.9mmのものしか使っていない。鉛筆を使ったときの書きやすさと、シャープペンの利便性を併せ持つこの太さのシャープペンがもっと普及してもいいと思うのだが、ハンズやロフトの文具売場でも少数派である。