持田哲郎(言語教師@文法能力開発)のブログ

大学受験指導を含む文法教育・言語技術教育について書き綴っています。

いろいろやってます。

過去の空白期間を利用して国語教育関係の覚え書きを入れている。あくまで覚え書きなのでお気になさらぬよう。こう言うところに書いておくとケータイからでも見ることができるので、何かと便利なのだ。
非常勤先の高校が学期末〜秋休み期間のため、家で仕事をしている時間が多い。駿台の授業で使うプリントを作っているか、国語教育関係の調べ物をやってるか、そんな感じで時間が過ぎていく。今週の駿台「高2ハイレベル英語」は分詞構文を扱った。従来の参考書にありがちな「時」「理由」「条件」「譲歩」「付帯状況」のような限りなく妄想に近い分類では何の役にも立たないと考え、自宅仕事場にある文献をいくつか漁ってみた。こちらの考えていた「仮説」に一番近かったのが『考える英文法』(吉川美夫著、文建書房)であった。旧制高校で教鞭を執っていたような人の考えには、なぜか古さを感じないことがある。
予備校講師がやってるブログは案外多いのだなと、最近改めて気付いた。面識のある方だけでも、道場主、その道場主主催の屋形船の会で会ったT氏、横浜情報館の講師室でいつも隣のテーブルにいるN氏など。みな学習者向けのブログといった感じのものである。私のブログは学習者向けにはしたくないという思いがある。理論的な考察の場でありたいと思うし、毒を吐きたいとも思うし。いずれにしても、このブログは今のままのブロギング・ポリシーでいきたいと思う。