持田哲郎(言語教師@文法能力開発)のブログ

大学受験指導を含む文法教育・言語技術教育について書き綴っています。

時間を有効に使う

時間は作るもの

非常勤先の高校では高3を主に担当していたので、授業をせずに待機している時間が長くなっている。このためにラテン語などの勉強を始め、空き時間を勉強時間に充てようとしたのだ。自宅のPCに向かいながらやる作業は学校では難しいし、大きな専門書を開いて作業するのも困難である。そういう作業は自宅や図書館などでしかできないので、学校では本1冊あればできる作業を行うわけである。
ところがここで問題が発生する。ラテン語は発音練習などさほど重要ではないからいいものの、中国語ではやはり重要である。職員室という空間でこうした作業は何ともしづらいものがある。そうなると、こうした学習活動は自宅で行うこととなる。音声の学習でできることは音声を聞き流すくらいであろう。

バランス感覚

こうした言語学習そのもののほかに、日本語と英語についても研究も必要だし、日々の授業の準備も必要となる。そうした作業の積み重ねがよりよい授業を生みだすのだ。授業そのものの時間以外の時間の中で、そうした作業をどのように割り当てていくのかが重要と言えよう。そう考えると、自分がいかにこれまでさぼってきたのかがよく分かる。1日1日、1時間1時間を大切にしなければならないと実感する。